平屋は何坪の土地が必要?広島で平屋を建てる前に知っておきたい土地選びのポイント
「平屋の家を建てたいけれど、土地は何坪くらい必要?」
平屋を検討し始めると、こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
平屋はワンフロアで生活が完結するため、階段がなく、家族のコミュニケーションも取りやすい住まいです。一方で、2階建てのように上の階へ床面積を広げられないため、希望する広さによってはある程度の敷地が必要になります。
ただし、「平屋なら○坪の土地が必要」と一概には言えません。
建物の大きさはもちろん、建ぺい率や駐車場の台数、庭の有無、土地の形状などによって、必要な土地の広さは変わります。
この記事では、平屋を建てる場合の土地の広さを考えるポイントと、20坪・25~30坪・30坪以上の平屋で考えられる間取りのイメージをご紹介します。

目次
平屋は2階建てより広い土地が必要?
平屋はワンフロアにすべての部屋を配置する
平屋と2階建ての大きな違いは、すべての居住スペースを1階にまとめることです。
例えば延床面積30坪の家を建てる場合、2階建てなら1階15坪・2階15坪というように、上下に分けて配置することができます。
一方、平屋の場合は30坪分の床面積を基本的に1階だけで確保するため、建物そのものが占める面積も大きくなります。
そのため、同じ30坪の家でも、平屋のほうが広い敷地を必要とするケースがあります。
ただし、必要な土地の広さは建物の大きさだけで決まるわけではありません。
必要な土地の広さは「建物の大きさ」だけでは決まらない
土地を探すときは、建物だけでなく、
・建ぺい率
・駐車場の台数
・庭やウッドデッキ
・玄関までのアプローチ
・土地の形状
・道路との位置関係
なども考える必要があります。
例えば、建ぺい率50%の土地に20坪の平屋を建てる場合、単純に考えると建物の建築面積だけで40坪の土地が必要になります。
さらに駐車場や庭などのスペースも必要になるため、「20坪の平屋だから土地も20坪あればいい」というわけではありません。
反対に、建ぺい率が高かったり、駐車場や庭をコンパクトにまとめたりすることで、限られた敷地でも平屋を計画できる場合があります。
平屋を建てるなら土地は何坪くらい必要?
ここでは、平屋の「延床面積」を基準に、どのような暮らしが考えられるのかをイメージしてみましょう。
※以下はあくまで一例です。必要な土地の広さは、建ぺい率や土地の形状、駐車台数、間取りなどによって変わります。
20坪程度の平屋|コンパクトな2LDKも可能

20坪程度の平屋なら、コンパクトな2LDKなどが一つの選択肢になります。
例えば、
・LDK
・主寝室
・洋室1室
・浴室・洗面・トイレ
・必要な収納
といった構成です。
家族構成や暮らし方によっては、廊下をできるだけ少なくしてLDKを中心に各部屋を配置することで、限られた面積でも暮らしやすい間取りをつくることができます。
「夫婦2人で暮らす家」「子どもが小さい間の住まい」「できるだけコンパクトに暮らしたい」という方にも検討しやすい広さです。
一方で、部屋数を増やしたり、大きな収納やランドリールームなどを設けたりすると、20坪ではスペースが限られる場合があります。
土地については、建ぺい率や駐車場の取り方にもよりますが、40~50坪程度をひとつの目安として考え、土地の条件に合わせて検討するとよいでしょう。
25~30坪程度の平屋|3LDK+収納なども考えやすい

25~30坪程度になると、間取りの選択肢も広がってきます。
例えば、
・16~18帖程度のLDK
・主寝室
・子ども部屋2室
・浴室・洗面・トイレ
・ウォークインクローゼット
・パントリーなどの収納
といった3LDKの間取りも検討しやすくなります。
家族4人で暮らす場合にも、生活スペースと個室をバランスよく確保しやすい広さです。
また、平屋ならではのメリットを活かして、LDKから各部屋への動線を短くしたり、洗面・ランドリー・ファミリークローゼットを近づけたりすることで、家事のしやすい間取りにもできます。
土地については、駐車場2台分を確保したいのか、庭が欲しいのかなどによって変わりますが、50~60坪程度を目安のひとつとして考えることができます。
30坪以上の平屋|ゆとりのある4LDKや充実した収納も

30坪を超える平屋になると、さらにゆとりのある間取りを検討しやすくなります。
例えば、
・18~20帖程度の広めのLDK
・主寝室
・子ども部屋2~3室
・ウォークインクローゼット
・パントリー
・ファミリークローゼット
・ランドリールーム
・ガレージ
など、家族の暮らしに合わせてさまざまなスペースを組み合わせることができます。
LDKを広くしたり、収納を充実させたり、家事動線を優先したりと、「どんな暮らしをしたいか」に合わせて間取りを考えやすくなるのも特徴です。
さらに、庭やウッドデッキ、駐車場3台分など、建物以外のスペースにもゆとりを持たせたい場合は、より広い敷地が必要になります。
そのため、30坪以上の平屋なら60~80坪程度、場合によってはそれ以上の土地も選択肢になります。
ただし、これも建ぺい率や土地の形状によって大きく変わるため、土地の坪数だけで判断することはできません。
平屋の土地探しで確認したい3つのポイント
① 建ぺい率から建てられる大きさを確認する
土地を探すときに忘れてはいけないのが「建ぺい率」です。
建ぺい率とは、土地の面積に対して、建物を建てられる面積の割合のことです。
例えば、50坪の土地で建ぺい率が50%なら、建築面積の上限は単純計算で25坪になります。
平屋の場合は、この「建築面積」がそのまま1階部分の広さに大きく関係します。
そのため、土地の坪数だけを見るのではなく、
「この土地なら、希望する平屋の大きさを確保できるか?」
という視点で確認することが大切です。
建ぺい率について詳しくは、広島市公式「建ぺい率、容積率について」もご確認ください。
② 駐車場に必要なスペースを考える
平屋を建てる場合、建物だけでなく駐車場のスペースも必要です。
特に車を2台、3台と所有するご家庭では、土地の広さだけでなく、どこにどのように車を停めるかまで考えておく必要があります。
例えば、駐車場を建物の前に配置するのか、横に並べるのか、縦列駐車にするのかによっても、必要な敷地の形は変わります。
「平屋を建てられる土地」ではなく、「平屋+必要な台数の駐車場を確保できる土地」として考えることがポイントです。
③ 土地の形や道路との位置関係もチェックする
同じ50坪の土地でも、形が違えば建物の配置は大きく変わります。
間口が広い土地、奥行きのある土地、旗竿地や変形地など、土地にはさまざまな形があります。
平屋の場合は建物の面積が大きくなりやすいため、土地の形状によっては希望する間取りを配置しにくいこともあります。
そのため、
・土地の間口
・奥行き
・道路の位置
・方角
・隣地との関係
・駐車場の配置
などを、建物と一緒に考えることが大切です。
広い土地なら平屋を建てやすいとは限らない?
土地の形によって建物の配置が変わる
「平屋を建てるなら、とにかく広い土地を探せばいい」と考えてしまいがちですが、実際には土地の広さだけでは判断できません。
例えば、同じ60坪の土地でも、間口が広い土地と細長い土地では、建物の配置や駐車場の取り方が変わります。
また、土地の形状によっては、面積は十分でも希望する間取りを配置するのが難しいケースもあります。
だからこそ、土地探しの段階から「この土地にどんな家が建てられるか」を考えておくことが重要です。
方角や周辺環境も間取りに影響する
土地を選ぶときは、坪数や形だけでなく、周辺環境も確認しておきましょう。
例えば、
・南側に隣家がある
・道路がどちら側にあるか
・周囲からの視線が気になる
・日当たりを確保したい
・リビングから庭につなげたい
など、土地の条件によって窓やLDKの配置も変わります。
平屋はすべての居室が1階にあるため、外からの視線や採光、風通しなども含めて間取りを考えることが大切です。
平屋を建てたいなら「土地」と「間取り」を一緒に考えることが大切
土地を決めてから「平屋が建つか」を考えると選択肢が狭くなることも
「気に入った土地が見つかったから、とりあえず購入しよう」と考える前に、その土地に希望する平屋が建てられるかを確認しておきましょう。
土地を購入した後に、
「思っていたより建物が入らない」
「駐車場を取ると庭がほとんど残らない」
「希望していた間取りが難しい」
ということになってしまうと、せっかくの土地選びが暮らしにくさにつながってしまう可能性があります。
土地を探す段階から、
「どんな家を建てたいのか」
をある程度イメージしておくことが大切です。
土地に合わせて間取りを考える方法もある
一方で、必ずしも「理想の土地」を見つけてから家を考える必要はありません。
土地の形や大きさに合わせて間取りを工夫することで、一般的には使いにくそうに見える土地でも、暮らしやすい住まいを計画できる場合があります。
例えば、変形した土地なら建物の形を工夫したり、駐車場や庭の配置を変えたりすることで、土地を有効に使えることもあります。
土地と建物を別々に考えるのではなく、セットで考える。
これが、平屋の土地探しでは特に重要なポイントです。
広島で平屋を建てるなら、土地探しから計画することが大切
まずは「どんな平屋にしたいか」を整理する
平屋を建てたいと思ったら、まずは土地の坪数だけを決めるのではなく、どんな暮らしをしたいのかを考えてみましょう。
例えば、
・何人で暮らすのか
・個室はいくつ必要か
・LDKはどのくらい欲しいか
・車は何台停めるのか
・収納はどのくらい必要か
・庭やウッドデッキは欲しいか
・ランドリールームやファミリークローゼットは必要か
こうした希望を整理すると、必要な建物の大きさや土地の条件も見えてきます。
土地の広さだけでなく、建物を含めて考える
土地選びでは、「坪単価が安い」「広い」という条件だけで決めるのではなく、土地と建物、外構まで含めて全体の予算を考えることも重要です。
広い土地を購入しても、建物や外構にかけられる予算が少なくなってしまえば、希望していた住まいを実現するのが難しくなることもあります。
反対に、土地の条件に合わせて建物の大きさや間取りを調整することで、限られた土地でも暮らしやすい平屋を計画できる場合があります。
平屋を検討しているなら、土地を探す段階から建物のことも一緒に考えてみましょう。
平屋の土地探しもお気軽にご相談ください
「平屋を建てたいけれど、どのくらいの土地を探せばいい?」
「気になる土地があるけれど、希望する平屋が建てられる?」
そんな場合は、土地だけを見て判断するのではなく、
建物の大きさや間取り、駐車場などを含めて検討することが大切です。
エイトプランニングでは、土地探しから家づくりまで、これからの暮らしを考えながら住まいづくりをお手伝いしています。
平屋をご検討の方も、まずは「こんな家にしたい」という希望からお気軽にご相談ください。

エイトプランニングでは、LINEからも住宅に関するご相談を受け付けております。
資金計画や間取りのご質問など、ちょっとした疑問もお気軽にメッセージください。
