太陽光発電・一戸建ての売電収入／広島市注文住宅【シュミレーション依頼してみた結果】

画像：iStock.com/Smitt
住宅の購入を検討するにあたって、「太陽光発電」について本当にお得なの？と考えたことがあるのではないでしょうか。今回は、その「太陽光発電」とはどのようなものなのか？また、メリット、注意点、実際の見積もりなどをまとめました。電気料金の値上がりが取りざたされているこのご時世だからこそ、ぜひ参考にしてみてください。

◆太陽光発電のしくみ

太陽光発電のしくみはどのようなものでしょうか？
「ソーラーパネル」に、太陽光が当たることで電気がつくられます。作った電気は「パワーコンディショナー」で売電や家庭内での使用ができるように、変換します。これらの機器では発電した電気をためておくことができない為、売電と昼間の家庭内使用に限られます。昼間発電した電気を夜間にも使いたい場合には「蓄電池」が必要となります。ただ導入費は高額なので、取り入れやすいものではない事も事実です。

◆売電価格と買電価格

「蓄電池」を太陽光発電のシステムにあわせて導入しない場合には、発電した電気をためておく事ができない事から、発電した電気は昼間に自家消費するor売電することとなります。そこで、”導入費用” 対 “効果”を検討する材料として、売電価格と買電価格が重要です。
2022年中に太陽光システムを導入し契約した場合の売電価格は、10年間固定で17円/kWhとなります。ちなみに2023年は16円/kWhというのが決まっていて、年々引き下げられているんです。
一方で、私たちが電力会社から購入している価格はというと・・・

※2022年5月現在　中国電力・電化スタイルコースの単価

現時点の単価で比較してみると、オール電化住宅で夜間に購入する電気の価格よりも、発電して売る電気の価格の方が高いので、蓄電池がなく昼間自家消費しなかった分を売電したとしてもお得に感じられます。
オール電化住宅で共働きの我が家では、夜間使用する電力が昼間使用する電力の3～4倍ほどです。昼間の自家消費量がすくないこともあり、この単価は重要です。
余談ですが、中国電力との契約で電気を購入している場合、ぐっとずっとクラブに登録していると電気料金に応じてポイントがたまるのでお得感満載です。↓
我が家はいつも「ゆめか」にポイント交換して、食品のお買い物でプチ贅沢しますｗ（年間1000円以上もらっているはず）

◆太陽光発電システムのデメリット

売電と買電の価格で試算してみると、太陽光発電のシステムがあったほうがいいなと思えてきたのですが、注意しておきたいポイントがいくつかあります。さっそく、みていきましょう。

1，導入費用がかかる

ネット上で価格を比較して気軽に購入できる家電などとは違って、住宅の設備投資というともっと高額で、工事を依頼する先によって大きく違うであろう費用も不透明です。
まずは依頼先の情報収集や相見積もりが必須となってきますが、自宅の屋根の形状や図面が必要となる事、よくある一括比較サイト（広告バンバン）の信ぴょう性は「？？？」で、時間と労力もかかります。

2，メンテナンス費用がかかる

2017年に施工された改正FIT法では、保守点検やメンテナンスの義務化が盛り込まれており、メンテナンスフリーの認識も改められています。不具合や劣化があると発電効率が下がって、売電収入料も減少してしまう事にもなりかねません。何らかのトラブルや故障があった場合、当然ながらその修理費がかかります。メーカーの保証の対象になる場合もありますが、ならない場合には火災保険の対象になるかなど、各ご家庭で確認する必要があります。

3，建物や屋根の負担になる場合がある

パネル1枚の重さは15㎏程です。だいたい一軒あたり10枚以上設置することから・・・少なくても約150㎏以上の負荷がかかってくることが分かります。また、そのパネルや架台は屋根にビス止めして取りつけていくので、屋根材によっては穴あけに適さない物もあります。
エイトプランニングの家　では　建築後に太陽光パネルを設置する可能性なども見込んで、建物の構造や屋根材にあらかじめ強度を持たせて設計しています◎
新築時には太陽光を導入しなかった場合にも安心してご相談ください^^

◆導入費用0円のソーラーシステムとは

そんなデメリットを払拭するのが「太陽光リース」です。

＜太陽光リースの特徴＞
・導入費用0円。毎月、リース料を支払うだけで機器の購入費用を一括負担しなくて済む。
・10年後には無償でもらえる。
・故障や不具合があった場合24時間365日サポート＆0円修理してもらえて災害補償もある。
・自家消費しなかった発電分は、売電して収入になる。
※2022年5月現在　エネカリの場合

新築時に太陽光発電システムを導入する場合には、住宅ローンにその設置費用や機器代金を含めることもできます。
しかし、建物や外構工事で予算に余裕がない場合や、３５年の住宅ローンの金利に換算すると負担が大きくなることからも、このリースがおすすめです。

◆太陽光発電システムのメリット

実際に「太陽光をのせる」メリットとしては、どのようなものがあるのでしょうか？
ここでは、代表的なメリットを3つご紹介します。

1，停電時にも電気が使える

停電時にパワーコンディショナーの運転モードを変えることによって、停電中も太陽光によって発電された電気を家庭内で使うことができます。
※蓄電池がある場合には、昼間に発電した電気を蓄えて夜も使用することができます。（2018年西日本豪雨の際に、0歳児と5歳児の子供たちと2日間停電生活を送った筆者ですが…お湯が出ない＝シャワーができない、冷蔵庫の食材が全滅した、この2点が最大の困りごとでした。）

2，売電収入で実質負担額が減らせる

リース料を毎月支出することになりますが、売電の収入も発生します。リース会社で月々の利用料を見積りしてもらうと、発電予測量も自宅の場所・方角などを考慮して教えてくれます。何パターンかプランを比較すると、コスパのいい太陽光の容量が分かるので、リース料が高くなっても売電量が多くなって実質負担額が少なくなるプランもありました。

3，スマートハウスとの併用でさらに買電の節約ができる

太陽光発電を「スマートハウス」で導入することによって、購入する電気を節約することができます。どういうことかというと・・・
AIが勝手に明日の天気を調べて発電量の予測をしてくれます。その予測量に応じて「夜の間にエコキュートで沸かしておく湯量を今日は減らしておこう」「減らした分は昼間の発電でお湯を沸かそう」などと、本来であれば夜買うはずである電力を減らすように調節をしてくれます。これは買電価格が上がっていくにつれ、よりお得さが増していく活用術ですね。

4，クリーンエネルギーに貢献できる

シュミレーションや見積りと同時に、環境への貢献度などもわかりました。我が家に導入する太陽光パネルで、守ることのできる森林の面積や石油の削減量がイメージのしやすい数量で可視化されたので、家計には直接的に関係のない内容ではありますが、なんだか導入意欲が高まりました。同時に小学生の子供へ環境問題の教育としても、伝えておきたいと思いました。

◆太陽光パネルを設置するには

メリットも大きいですが、デメリットもある分、導入する場合にはよりお得にスムーズに導入できる方法を選択しよう！

1，導入事例のある工務店に依頼しよう

パネルを載せるために、建物の構造や屋根の強度が足りない場合、使用する建築材料を変更しなければならない場合があります。
その場合に追加費用が発生してしまう可能性もあるため、建築前であれば工務店やハウスメーカーに確認しておくべきです。
エイトプランニングの家ではこの強度は標準仕様に含まれているので、余分な費用をかけずに導入することができます。
また、新築時に同時設置することで足場代金が余分に発生しないので、この点でもかしこく導入することができます。
※リース会社によっては、建物引渡し後でないとパネル設置できないところもあるため要注意。（建物に傷が見つかった場合などに責任の所在が分からなくなってしまう可能性から）

2，まずは無料シュミレーションしてもらおう

太陽光システムの「リース」の場合も「一括購入」の場合も無料でお見積りを行っています。やるもやらないも、これがなくては検討できません。

広島で「スマートハウス」「IOT住宅」と併用した、最大限お得な「太陽光」なら（広島　工務店　エイトプランニング）にお任せください^^

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